2010年12月7日火曜日

コーチングとアジャイル開発

他の業界でも、もちろん組織である以上、
チームとしての力を発揮できるかどうかは
大きなポイントであることに違いないと思いますが、
SIerをはじめ、IT系のシステムを開発するチームの「チーム力」は
自分も渦中にいるからこそ、その重要度がよく分かります。

開発言語のみならず、さまざまな「知識」や「経験」はもちろん重要ですが、
昨今の納期の短さ、
要求の高さを
個人の力量だけに委ねるのは難しい。

こんな状況下でアジャイルの手法には、
難しい点もあることは承知の上で
注目される意味が理解できます。


アジャイルとコーチングは非常に類似する点があります。

大きな成果物を小さな単位に分ける事。
イテレーションごとにリリースすることで、1つづつを完了させることが出来る事。
意思疎通、コミュニケーションに重きを置いている事。
その他、振り返りや、チーム内の状況の確認方法など、
様々な考え方が、コーチングと似ています。

つまり、スピードとクオリティを求められる仕事において、
チーム力を有効に活用するために必要な要件を体系化すると、
類似する要素が多く含まれるという事なのでしょう。


こう考えると、開発手法がウォーターフォールであったとしても、
チーム力を上げる方法として、
コーチングを活かして行くことで、
アジャイルの良い点を取りこむことは可能と
言えます。


スケジュールやリリースの単位だけにとらわれず、
チーム力を上げる方法を見直してみませんか?

コーチングを生かしたチーム作りをお手伝いしています。
お問い合わせは、こちらから。

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